INTERVIEW

【導入事例】1年間でフォロワー1万人獲得。ユーザーとの対話が生んだファンコミュニティと「第一想起」への挑戦

株式会社サッポロライオン × SOEL株式会社

【対談者】

株式会社サッポロライオン 広報 横田友佳様

横田 友佳(よこた ゆうか)様
株式会社サッポロライオン
広報

💡本記事のアジェンダ

① 「美味しいビールを飲むなら銀座ライオン」─ ブランドコミュニケーションの軸としてのSNS運用
伝統あるブランドで「なんとなく」からスタートし、第一想起の獲得を目指した導入の背景。

② コメントや生の声が可視化される「ファンコミュニティ型SNS運用」への変遷
ファンへのリスペクトを起点に、「ビールが主役の構図」や「赤星(サッポロラガービール)」など飲食特化の具体施策でエンゲージメントが跳ね上がった理由。

③ 現場に届くユーザーの熱量と、「SNSを見て予約した」という具体的な成果
コメント欄のリアルな声を店舗スタッフのモチベーションに。忘年会・新年会の予約獲得へ直結。

④ 次なるステージ:「集客の可視化」と「第一想起のさらなる獲得」へ
インフルエンサー施策×クーポンの連動など、ファン基盤を活かした次のマーケティング展開。

1. 「美味しいビールを飲むなら銀座ライオン」─ ブランドコミュニケーションの軸としてのSNS運用

三浦: 横田さん、いつも大変お世話になっております。まずは、サッポロライオン様がSNSマーケティングに本格的に舵を切られたきっかけについて教えていただけますでしょうか。

横田様: コロナ禍になり、店舗でのお客様との接点が減ったことで、新たな情報発信とコミュニケーションの場をつくろうと、社内のメンバーで写真を投稿し始めたのがきっかけです。ただ、当時は独学でノウハウも乏しいなか続けている状態でしたので、そこから「効果が出るSNS運用」へ一歩踏み出したいと考えました。歴史のある企業だからこそ、最初は「なぜ今SNSをやるのか」を社内で説得する難しさもありましたね。短期的な売上数字だけを追うのではなく、まずは「美味しいビールを飲むなら銀座ライオン」という第一想起が生まれる場所、つまりSNSを通じたブランドコミュニケーションの場を作りたいと強く話しました。

サッポロ生ビール黒ラベル(小グラス)
▲ サッポロ生ビール黒ラベル

三浦: 数あるパートナー候補の中で、弊社に運用をお任せいただけた決め手は何だったのでしょうか?

横田様: 探す中で、そもそも「飲食に特化した知見を持つパートナー」が他にほとんどありませんでした。その中でSOELさんは初年度のKPIとして「1年間でフォロワー1万人獲得」という具体的な目標を提示してくださり、実際に達成してくれた。ひとまずは数字として結果が出たことで、社内でも「投資の意味がある」と納得してもらうことができました。

2. コメントや生の声が可視化される「ファンコミュニティ型SNS運用」への変遷

三浦: 1年目から一緒に伴走させていただくなかで、運用の具体策やコミュニケーションの取り方も大きく進化してきましたね。

横田様: そうですね。1年目はデザイン性やリール動画の質が上がったことはもちろんですが、何より嬉しかったのは、SOELさんが「既存のファンの方々を絶対に蔑ろにしない」というスタンスを貫いてくれたことです。

横田様: 例えば「単に料理だけにフォーカスするのではなく、ビールの絵が盤面にしっかり乗っている構図の方がファンに響く」といった具体的な分析をしていただきました。また、「そばえもん」というブランドでは「赤星を前面に出す方がSNSユーザーとの相性がいい」など、飲食の特性を捉えたアドバイスが印象的でした。

銀座ライオンの料理とジョッキで乾杯
▲ ビールに合う料理の数々

こうした施策を重ねた結果、投稿のコメント欄にユーザーからのリアルな生の声やビール愛が溢れるようになり、SNSを通じてファンコミュニティが形成されていくのを実感できました。2年目の動画レクチャーでも「なぜこの構成にするのか」を言語化して教えてくれたので、社内にもノウハウが蓄積されましたね。

3. 現場に届くユーザーの熱量と、「SNSを見て予約した」という具体的な成果

三浦: コメント欄やUGCを通じてユーザーコミュニケーションが活性化したことで、社内や店舗現場のスタッフ様にはどのような変化がありましたか?

横田様: 若いスタッフを中心に、SNSへの期待感や前向きな空気が高まりました。代行していただくだけでなく、自社の担当者も一緒に巻き込んで参画できる場を作ってくださるので、現場も「SNSをみんなで盛り上げよう」という雰囲気になっています。

横田様: 特に嬉しかったのは、店舗の店長から「忘年会・新年会で、SNSを見て予約しましたというお客様が来られました!」と報告があったことです。SNS上で可視化されたユーザーの熱量やコメントが、そのままリアルな店舗の集客や現場スタッフのモチベーションに繋がっているのを実感できています。

株式会社サッポロライオンの横田友佳様とSOELの担当者
▲ 横田様(右)とSOELの担当者

4. 次なるステージ:「集客の可視化」と「第一想起のさらなる獲得」へ

三浦: ファン作りの土台がしっかりと整った中で、3年目となる今後の新しい挑戦について教えてください。

横田様: これからはさらに一歩踏み込んで、当初の目的である「第一想起の獲得」に加えて、「集客の可視化」に挑戦したいと考えています。今後は時期や露出を集中させ、例えばインフルエンサー様の投稿にクーポンを連動させて来客数を計測するなど、より企画に力を入れた施策を仕掛けていく予定です。

三浦: ファンの方々との温かいコミュニケーションやコメントの積み重ねがあるからこそ、次の「来店を促す企画」もより自然かつ強力に響くはずですね。

サッポロ生ビール黒ラベルとヱビスビールで乾杯
▲ サッポロ生ビール黒ラベル(左)とヱビスビール(右)

横田様: はい。私たちがクイックに動けない時でも、いつも寄り添って形にしてくれるSOELさんには本当に感謝しています。今後もブランドコミュニケーションの場としてアカウントを育てつつ、集客にしっかりと結びつく施策を一緒に実施していきたいです。これからも心強いパートナーとして期待しています!

三浦: ありがとうございます!サッポロライオン様が大切にされてきたファンの皆様との絆をさらに深めつつ、確実な集客の仕組みづくりに向けて、チーム一丸となって伴走させていただきます。


株式会社サッポロライオン

日本最古のビヤホールである「銀座ライオン」をはじめ、「YEBISU BAR(ヱビスバー)」や「銀座ライオンLEO」など、全国で多様な外食店舗を展開するサッポログループの飲食店運営企業。120年以上の歴史に培われた最高品質の生ビールと、ビールに合うこだわりの料理や空間で、世代を超えて愛される外食体験を提供し続けています。

公式HP: https://www.ginzalion.jp/