INTERVIEW
【導入事例】グルメ媒体に頼らず「オープン前予約3,000人超」を達成。淡路島最南端レストランのSNS戦略と目的来店を生む運用手法
株式会社バルニバービ × SOEL株式会社
【対談者】

髙上 彬 様
株式会社PIATTIBELLA(株式会社バルニバービ グループ会社)
代表取締役社長
本記事のアジェンダ
1.淡路島最南端の立地で挑んだ、会社初のSNS主軸集客
2.予算配分と細やかなSNS施策で「オープン前予約3,080人」を達成した裏側
3.グルメ媒体非依存が生む手数料削減と、7割がSNS経由で訪れる継続的な集客体制
1. 淡路島最南端の立地で挑んだ、会社初のSNS主軸集客
三浦: 髙上さん、本日はお時間をいただきありがとうございます。南あわじ市阿万西町、眼下に海を望む崖の上にオープンした『TRATTORIA amarancia(トラットリア アマランチャ)』の開業施策についてお伺いします。まず、Instagramを中心に集客を行うに至った背景から教えていただけますか?
髙上氏: 淡路島の南の最果てという立地上、通りがかりではなく「わざわざそこを目指して来ていただく(目的来店)」を創出する必要がありました。

写真や動画でロケーションや料理の魅力をダイレクトに伝えられるInstagramをメインの集客軸に据え、Webサイト(https://amarancia.jp/)に代わる名刺代わりのブランディングとして運用を開始しました。会社としても初めての挑戦でしたね。
2. 予算配分と細やかなSNS施策で「オープン前予約3,080人」を達成した裏側
三浦: 7月のオープンに向け、1月末から撮影などの準備を始め、2月から本格的に運用を開始し、限られた広告予算を効果的に分配する設計で伴走させていただきました。具体的にはどのように施策を進めていったのでしょうか?
髙上氏: 限られた予算の中で予約を最大化するため、運用を【初期:認知拡大】と【直前期:ターゲットを絞った刈り取り】の2フェーズに分け、メリハリをつけて予算を配分していただきました。

髙上氏: 店舗がまだ完成していない初期フェーズでは、遠方からの目的来店を獲得するために、自社製品のスイーツを郵送する「モニターキャンペーン」を2回実施しました。さらに、投稿の検証で非常に反応が良いと分かった生ドーナツ(ama donut)のビジュアルを中心に広告を配信し、認知を一気に爆発させました。

よく見られた動画:車でのアクセス方法/オープンまであと3日

三浦: 直前フェーズでは、質の高いインフルエンサー様にUGC(口コミ投稿)を一気に発信していただき、アカウント全体の信頼性と来店欲求を高めましたね。
髙上氏: はい。さらに、アカウントを訪れたユーザーが迷わず欲しい情報に辿り着けるよう、「メニュー表の投稿を作成し、プロフィールトップにピン留め固定する」といった細やかなSNSの技・工夫も施してくれました。

こうした導線設計とターゲティングの掛け算によって、目標2,000人を大きく上回る「3,080人」の事前予約を獲得し、オープン後1ヶ月でも+1,800人の新規予約が入る素晴らしい成果に繋がりました。

3. グルメ媒体非依存が生む手数料削減と、7割がSNS経由で訪れる継続的な集客体制
三浦: オープンから2年が経過しましたが、現在の集客や店舗の状況はいかがでしょうか。
髙上氏: 現在でも来店されるお客様の約7割がInstagram経由です。あえて食べログなどのグルメ予約媒体を開設せず、自社サイトとSNSの導線に絞ったことで、多額の送客手数料を削減しながら自社で顧客の熱量をストックできています。

三浦: 近隣の宿泊施設「ハギングネイチャーハウス」の告知にも、アカウントが大きく貢献したそうですね。
髙上氏: はい。アマランチャで育ったアカウントを活用できたことで、ホテルの認知もスムーズに広がりました。今後も南エリアの食と景色の魅力を発信し、地域全体の活性化に貢献していきたいですね。本日はありがとうございました!

TRATTORIA amarancia(トラットリア アマランチャ)
淡路島最南端・南あわじ市阿万の崖の上に佇む一軒家レストラン。「南あわじの言葉にならない絶景。ここで一軒家の陽気なイタリアン、はじめます。」を旗印に、眼下に広がる海と夕日を望むロケーションで、地元の新鮮な食材を活かした南イタリア料理やオリジナルの生ドーナツ(ama donut)を提供しています。
公式Instagram: https://www.instagram.com/trattoria_amarancia/
公式HP: https://amarancia.jp/