はじめに
2024年5月1日に、 Instagram公式からアルゴリズムの変更について発表がありました。Instagramを運用するうえでは、アルゴリズムを理解することがとても大切です!みなさんは、その内容について正しく知ることができていますでしょうか?
この記事では、これまでの発表で明かされた内容から、今回発表された最新情報までまとめています。最適な運用方法を理解して、ぜひ今後に役立ててみてください!
そもそもアルゴリズムとは?
アルゴリズムという言葉はよく聞くものの、その意味を知らないという人もいるのではないでしょうか。
簡単に言うと、「アルゴリズム= Instagram内のルール」です。上位表示される基準などを決める仕組みのことを言います。
2024年5月発表の最新情報
今回発表された内容は、以下の2点です。それぞれについて、わかりやすくまとめます。
①リール動画について
②リポスト投稿について
発表内容①:リールが激アツ!フォロワー数が少なくてもバズるチャンスあり
参照: Instagramの公式アカウント(@creators)による投稿
これまでのリールと、最新のリールの違いについて説明します。
⚪︎今までのリール投稿
→フォロワー数が多いほどリーチする。アカウントの大きさによってバズりやすさが異なる。
⚪︎最新のリール投稿
→フォロワーが少なくてもリーチする確率に影響がない。アカウントの大きさに関係なく、TikTokのように新設のアカウントやフォロワー数が少ないアカウントもバズるチャンスがある!
このように、今回のアルゴリズムの変更にともない、Instagramの仕組みはTikTokに近づいています。反応が良い投稿ならば、フォロワー数が少なくても、リールの再生数UPを狙いやすくなったのです。
また、新アルゴリズムでは、動画が投稿されてから広範囲にバズるまでのプロセスが速く、質の高い投稿はすぐにフォロワー外にも拡散されていきます。
これにより、とくに新規のクリエイターにとってチャンスが広がったといえるでしょう。
発表内容②:オリジナリティー重視!リポストは下火へ
今回のアルゴリズム変更で、リポスト投稿はおすすめに掲載されづらくなりました。これにより、投稿だけでなくアカウントそのものが伸びづらくなるとされています。
リポストは投稿作成の時間・費用コストがかからないため運用しやすく、安定して投稿できていたというアカウントが多いかと思います。
しかし、リポストアカウントは今後伸びづらくなるため、オリジナリティーを出していくことが必要になるかもしれません。これからどのように運用していくか、早めの対策を取ることをおすすめします。
アルゴリズムに沿った運用のポイント
アルゴリズムに沿った運用をしていくなかで、ただバズる仕組みをハックすれば良いというわけではありません。
誰でも良いから投稿をリーチさせるのではなく、バズった際にしっかり質の高いフォロワーを増やしていく必要があります。
「質の高いフォロワー」とはどのような人か、なぜ大切なのかについてご紹介します。
フォロワーの質に注目。ただ多ければ良いというものではない
アルゴリズムに沿って運用し、ただフォロワーをたくさん集めれば良いというわけではありません。質の高いフォロワーを獲得することが大切です。質の高いフォロワーとは、アカウントのファンになり、実際に「お客さん」となる人のことを言います。
Instagramの運用目的は、そこを経由して購買につなげたり、ブランディングをしたりすることとする場合が多いのではないでしょうか。
そうなると、フォローしているだけで何も行動に移してくれないフォロワーが多くいるだけよりも、質の高いフォロワーが集まっていることが重要なのです。
アルゴリズムをハックすればリーチ数などが増え、バズる可能性はあります。ただし、顧客となるようなユーザー層であるとは限りません。運用の目的を見直し、フォロワー数だけにとらわれず、質の高いフォロワーを得られるような投稿をしていきましょう。
まとめ
ここまで、Instagram最新のアルゴリズムをまとめました。
今どのような運用をするべきなのか、理解できたでしょうか?
Instagram運用で成果を出すためには、アルゴリズムの理解が必須。今はとくにリールに注力するのがおすすめです!
また、今回ご紹介した内容以外にも、マーケティングに関してさまざまな情報を発信しております。SNS運用やインスタ広告に関して気になることがございましたら、ぜひご覧ください。