Google ビジネス プロフィールの表示が増えても来店が増えない“導線の詰まり”
2026.01.29
「GBP(Googleビジネスプロフィール)の表示回数は伸びてる」
「検索にも出ている」
「でも、なぜか来店や予約が増えない」
この状態、結構“あるある”です。
結論から言うと、MEOで「見つかる」状態になっても、来店は自動では増えません。
増えるかどうかは、“表示→行動(電話・ルート・予約・サイト遷移)”が起きる導線を作れているかで決まります。
この記事では、「表示は増えたのに来店が増えない」原因を分解し、GBPの整備ポイントと、明日から使える改善チェックリストまでまとめます。
「表示→行動」が起きない原因
検索される → 表示される → クリックされる → 行動される → 来店(予約)
いま起きているのは、
“表示までは行っているのに、クリック以降が詰まっている”状態。
詰まりの原因は、だいたい次の3つに集約されます。
原因①:比較で負けている(情報量・安心感・魅力が足りない)
ユーザーは、あなたの店舗だけを見ていません。
同じ検索結果の中で、2〜3店舗を一瞬で比較して決めています。
比較で見られるポイントは、かなり現実的です。
- 写真の質と量(料理・店内・外観・雰囲気)
- メニューの分かりやすさ(価格帯・名物・シーン)
- 営業情報の正確さ(営業時間、定休日、混雑時間)
- 口コミの納得感(点数より“内容”と“最新性”)
表示が増えても、ここで負けていると行動まで進みません。
原因②:行動の“出口”が弱い(予約・電話・ルートが遠い)
GBPは「地図の中の予約導線」です。
にもかかわらず、よくあるのがこの状態。
- 予約ボタンがない / 予約先が分かりづらい
- Webサイトがトップページで迷子になる
- 電話したいのに番号が押しづらい、営業時間が不明
- ルートは出るが、来店動機(決め手)がない
つまり、“行動していい状態”になっていない。
表示が増えた分、ここが弱いと機会損失が増えます。
原因③:検索意図と情報がズレている(欲しい答えがない)
GBPの検索は、意外と目的がはっきりしています。
例)
- 「近くの居酒屋」→ 今から入れる?席ある?
- 「店名」→ 予約できる?メニューは?
- 「地域×業態」→ どんな店?価格帯は?雰囲気は?
- 「女子会」「デート」「会食」→ シーン適性ある?個室ある?
ユーザーが欲しいのは、“正解”です。
その正解がGBP上で出てこないと、表示されても行動しません。
写真/投稿/属性/メニューの整備ポイント
ここからは、導線の詰まりを解消する「整備ポイント」を4つに分けて紹介します。
全部を完璧にする必要はありません。“比較で勝てる最低限”を押さえるのが先です。
1)写真:まずは「決め手の3点セット」を揃える
写真は、GBPの最強のCV要素です。
まずはこれだけ揃えると、比較で負けにくくなります。
必須3点セット
- 料理の名物:一番人気 / 看板 / 迷ったらこれ
- 店内の雰囲気:席感、照明、広さ(夜の雰囲気が特に重要)
- 外観・入口:初来店でも迷わない(インバウンドにも効く)
ここが弱いと、ユーザーは「よく分からないからやめとこ」になりがち。
さらに可能なら、
- 利用シーン(デート、女子会、会食、団体)
- ドリンク(乾杯写真、ビール、ワイン、ハイボール等)
- スタッフや接客の雰囲気(安心感)
まで揃えると“決断率”が上がります。
2)投稿:GBP投稿は「検索後の背中押し」として使う
GBP投稿は、SNSみたいに毎日頑張る必要はありません。
狙いはひとつ。
「今行く理由」を作ること。
刺さる投稿はこの3種類です。
- 限定/季節:今だけ、今週だけ、期間限定
- おすすめの決め打ち:初めてならこれ、迷ったらこれ
- 空席/混雑の目安:今日入りやすい時間帯(※言い方は丁寧に)
投稿の頻度より、“検索した瞬間に行く理由が見えるか”が大事です。
3)属性:ユーザーの不安を消す「判断材料」を埋める
属性は地味ですが、比較時に効きます。
特に外食は“不安”で離脱します。
- 予約可否
- 支払い方法(カード/電子マネー/QR)
- 個室/カウンター/喫煙/禁煙
- 子連れOK、バリアフリー
- 外国語対応(メニュー写真でもOK)
「その情報、HPにあるから…」は危険です。
ユーザーはHPまで行かずに、GBPで決めます。
4)メニュー:価格帯と名物を“迷わせない”形にする
メニューが弱いと、行動が止まります。
ユーザーが見たいのは、実は凝った説明よりこの2つ。
- 価格帯(どれくらいかかるか)
- 名物(何を食べる店か)
メニューの整備でやるべきことはシンプルです。
- 名物を最上段に置く
- 看板は写真付きで見せる
- セット/コースは「誰向けか」まで書く(デート、会食、団体など)
- 価格のレンジが伝わる構成にする
“高そうで怖い”“量が分からない”が消えるだけで、行動率が上がります。
改善チェックリスト(10項目)
最後に、現場でそのまま使えるチェックリストです。
10個中いくつ埋まっているかで、導線の詰まり具合が見えます。
GBP導線チェック(10項目)
- 営業時間・定休日が最新(臨時営業/年末年始も含めて)
- 電話番号が正しく、ワンタップで発信できる
- 予約導線がある(予約ボタン or 予約URLが迷わない)
- Webサイト遷移先が“予約/メニュー”に近い(トップで迷子にしない)
- 写真の3点セットが揃っている(名物/店内/外観)
- 名物が一目で分かる(説明文・投稿・写真のどこかで断言)
- メニューに価格帯が見える(1品価格 or コース価格レンジ)
- 属性が埋まっている(支払い、個室、喫煙、子連れ等)
- 口コミへの返信が最新(放置されてない=安心感)
- 投稿に“今行く理由”がある(限定・おすすめ・空席目安など)
→ 7個以上OKなら「表示→行動」が起きる土台は強い
→ 6個以下なら、表示が増えても来店が増えにくい状態です。
GBPは、見つかった瞬間が勝負です。
表示が増えているのに来店が増えないのは、
集客が弱いのではなく、“比較と行動の導線”が詰まっている可能性が高い。
- 写真(決め手)
- 投稿(今行く理由)
- 属性(不安を消す)
- メニュー(迷わせない)
この4つを整えるだけで、同じ表示回数でも行動率が変わります。
SOEL株式会社は、飲食店の集客を「見られる」で終わらせず、“選ばれる→予約される→来店につながる”までの導線設計を支援しています。
そんなお悩みがあれば、ぜひお気軽にSOEL レストランプロモーション事業部までご相談ください。
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