飲食店のためのSNSリテラシー講座 -安全・効果的にSNSを活用してブランド価値を高める-
2025.11.27
スタッフ全員で守る!
飲食店のためのSNSリテラシー講座
― 安全・効果的にSNSを活用してブランド価値を高める ―
こんにちは!SOEL株式会社 レストランプロモーション事業部の中村です。
SNSは今や、飲食店の集客や採用に欠かせない存在。
ですが、ちょっとした投稿が炎上や信頼低下につながるリスクもあります。
本記事では、飲食店スタッフ全員が知っておくべき「SNSの安全な使い方」をまとめました。
🔸1. SNSリテラシーとは?
SNSリテラシーとは「投稿・拡散の特徴を理解し、リスクを避けながら成果を出す力」のこと。
ポイントはこの4つです👇
- 永続性:ネットに上げたものは完全には消えない
- 拡散性:一部だけ切り取られて広がることも
- 匿名性:誰が見ているかわからない
- 可視性:投稿が採用や取引にも影響する
🔸2. 飲食店で起こりがちなSNSトラブル
飲食店では、以下のような投稿がトラブルにつながりやすいです。
- お客様の顔や予約情報が写り込む
- 「原価割れ」などの内輪表現を外向けに使う
- 店内BGM入りの動画(著作権違反)
- 素手調理や不衛生に見える演出
- 退職者やアルバイトの暴露投稿
こうした投稿は、“悪意がなくても”炎上・信用失墜の原因になります。
🔸3. 投稿前にチェック!「7つの目」
SNS投稿の前には、次の「7つの目」で確認を。
| チェック項目 | 内容 |
|---|---|
| 権利の目 | 写真・音源・ロゴの使用許可はある? |
| 個人情報の目 | 顔・名札・予約情報が写ってない? |
| 機密の目 | 仕入れ先・価格などの内部情報を出していない? |
| 文脈の目 | 切り抜かれても誤解されない? |
| 安全の目 | 衛生・法令面で問題なし? |
| ブランドの目 | トーン・言葉遣いが店舗イメージに合っている? |
| 炎上の目 | 社会的配慮(弱者・災害・政治など)OK? |
🔸4. 炎上時の初動対応(48時間ルール)
もし炎上が起きた場合は、感情的な対応を避けて冷静に対処を。
- 1.スクショを保存し、URLを控える
- 2.投稿の重大度を判断
- 3.事実確認を最優先
- 4.簡潔な謝罪コメントを出す
- 5.再発防止策を提示する
例文👇
このたびは当店の投稿によりご不快な思いをおかけし、誠に申し訳ございません。
現在、事実関係を確認しております。
詳細が分かり次第、改善策を含めてご報告いたします。
🔸5. #PR・タイアップ投稿の注意点
インフルエンサーへの無償提供やコラボ投稿では、
必ず「#PR」「#提供」などを明記すること。
表記漏れはステルスマーケティングとみなされ、信頼を損ないます。
🔸6. 安全・効果的なSNS活用のために
- 投稿は「7つの目」でWチェック
- タイアップ投稿は#PRを明記
- 炎上時は48時間以内に初動対応
- ルールを“運用で回す”仕組みを整える
安全なSNS発信は、お客様・スタッフ・ブランドを守る最強の武器です。
正しいリテラシーを身につけ、発信力でファンを増やしましょう。
安全なSNS運用をサポートします
SOEL株式会社では、飲食店様向けにSNSリテラシーに最善の注意を払いながら、
「SNS運用代行」や「口コミ対策(MEO/口コミコム)」など、
現場に寄り添った支援を行っています。
店舗全体で“安全 × 効果的”な発信を実現したい方は、
ぜひご相談ください。
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